2008年 年頭挨拶

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新年明けましておめでとうございます。

旧年中は温かいご支援、ご鞭撻を賜りました事、感謝申し上げますとともに、心より御礼申し上げます。本年も皆様の変わらぬご支援、ご鞭撻を頂けるよう引き続き努力する所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

さて、以下につきましては、2008年を迎えるにあたり、私の「夢」を書いてみました。長文ですが御一読頂ければ幸いです。

私は携帯電話は、視覚障害者の「目」の変わりになるような気がしてその改善に取り組んできました。老眼や近視の人がメガネをかけて文字を読むように、全盲の私が携帯電話を使って文字が読めたり書けたり、あるいは、自由に歩けたりできるようになるのではないかと考えてきました。

携帯電話のカメラ機能を使ってOCR機能をつけて紙に書かれている文字を読んだり、スーパーマーケットやコンビニの商品の価格や説明書をバーコードを利用して読んだり、買い物したり、ナビゲーション機能によって安全に歩けたり、今歩いている前のお店の情報を取得したり、そんなことができるようになるのではないかと考えてきました。

でもこれらのことはもう間近にきているように感じます。そしてそれは、視覚障害者以外の人にも便利な日常生活が享受できることではないかと思っております。

技術はあっても、それが売れるものでなければ商品にはなりませんが、音声ガイダンスが標準で装備されている携帯電話は、まさにそれを可能にするものであると思っております。

皆様におかれましても「こんなことができたらいいのにな」と言う「夢」がございましたら、是非ともお聞かせ頂きたいと思っております。「皆様とおおいに夢を語たい。当たり前となっている不便さを改善したい。」これは、ナレッジクリエーションの企業理念です。

皆様とこの理念を共有できることを楽しみにして、2008年のご挨拶とさせて頂きます。

2008年も皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げますと共に、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げる次第です。
2008年1月7日    株式会社ナレッジクリエーション    代表取締役      新城 直

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